「お休みの日にどこかへ出かけたいけど、遠出はちょっと大変…」
「できれば日帰りで、気軽に絶景を楽しみたい」
そんな方にぴったりなのが、関東にある“お手軽絶景スポット”です。
湖や渓谷、海、山などバリエーション豊富で、車がなくても電車やバスで行ける場所も多いんです。
今回は、ファミリーでも安心・週末に行きやすい関東の絶景スポットを5つご紹介します。
気軽に絶景スポット5選
この記事では、都心から日帰りできる絶景スポットを紹介していきます。
忙しい日々の息抜きの参考にしてみてください。
【東京】奥多摩湖

奥多摩湖の見どころ
東京の西端にあるダム湖で、豊かな自然と澄んだ空気に包まれたエリア。
湖にかかる「麦山の浮橋(ドラム缶橋)」は、インスタでも人気の絶景スポットです。
湖面に映る四季折々の山の色合いも見逃せません。
東京なのにすごく遠くに旅行に来たような、そんな気分になれるところです。
季節ごとのおすすめポイント
- 春:新緑と桜が湖を彩る
- 夏:深緑と湖の涼しさで避暑地に
- 秋:紅葉の名所として有名。湖畔全体が赤や黄色に染まる
- 冬:雪化粧した山々が幻想的(防寒必須)
楽しみ方
- 浮橋を歩いて湖の絶景を体感
- 奥多摩湖展望塔からパノラマビューを楽しむ
- 周辺のカフェでのんびり休憩
- ハイキングコースも整備されているので、体力に合わせて散策も可能
アクセス方法
- 電車の場合:新宿からJR青梅線で「奥多摩駅」まで約2時間 → 西東京バスで奥多摩湖へ(約15分)
- 車の場合:中央自動車道「八王子IC」から約1時間半
行動の自由度を上げるなら、移動手段としてレンタカーが便利です。

【神奈川】三浦半島 城ヶ島

城ヶ島の見どころ
神奈川県の最南端にある城ヶ島は、太平洋を望むダイナミックな海岸線が魅力。
ゴツゴツとした岩場、灯台、海と空のコントラストが織りなす景色はまさに絶景です。
磯遊びや釣りも楽しめるので、子連れファミリーにも人気のスポット。
夕日スポットでもあるので一度は訪れたい場所です。
季節ごとのおすすめポイント
- 春:磯遊びが楽しめるシーズン。海辺の散策にちょうど良い気候
- 夏:海風が心地よく、日帰り海遊びにぴったり
- 秋:澄んだ空気と夕焼けの景色が格別
- 冬:水仙の花が咲き誇り、海と花のコントラストが美しい
楽しみ方
- 城ヶ島灯台や馬の背洞門でフォトジェニックな景色を堪能
- 磯遊びや浜辺でのんびり
- 新鮮なマグロ料理や海鮮グルメもおすすめ(城ヶ島漁港周辺)
- 海沿いのハイキングコースで家族でも軽くウォーキングできる
アクセス方法
- 電車+バスの場合:横浜から京急線で「三崎口駅」まで約1時間 → 京急バスで城ヶ島まで約20分
- 車の場合:横浜から横浜横須賀道路経由で約1時間
【栃木】日光 中禅寺湖

中禅寺湖の見どころ
百名山でもある男体山のふもとに広がる美しい湖で、標高1269mに位置する避暑地としても有名。
湖畔から見える男体山や、湖面に映る山々の景色は息をのむ美しさです。
近くには日本三大名瀑のひとつ「華厳の滝」もあり、観光の拠点としても人気があります。
季節ごとのおすすめポイント
- 春:新緑がまぶしく、爽やかな空気に包まれる
- 夏:避暑地として快適。湖畔の風が心地よい
- 秋:紅葉の名所として圧巻の美しさ。湖畔全体が赤や黄色に染まる
- 冬:雪景色と湖のコントラストが幻想的。人も少なく静かに楽しめる
楽しみ方
- 遊覧船で湖を一周して、雄大な景色をのんびり堪能
- 華厳の滝とセットで観光
- 湖畔のカフェやレストランでゆったりランチ
- ハイキングコースも整備されていて、子連れでも短時間の散策が可能
アクセス方法
- 電車+バスの場合:浅草駅 → 東武日光線「東武日光駅」(特急約2時間) → バス「中禅寺温泉行き/湯元温泉行き」(約40~50分)
- 車の場合:東北自動車道「宇都宮IC」または「日光IC」から約2時間
日帰りでは物足りない方は、日光周辺で1泊するのもおすすめです。

【茨城】筑波山

筑波山の見どころ
茨城県つくば市にある筑波山は、「西の富士、東の筑波」と称される関東屈指の名山です。
標高877mの男体山・女体山の2つの峰が特徴で、山頂からの眺望は四季折々の景色が楽しめます。
ケーブルカーやロープウェイを利用すれば、体力に自信がなくても山頂までアクセス可能です。
季節ごとのおすすめポイント
- 春:山桜やツツジが山を彩り、爽やかな登山シーズン
- 夏:緑豊かな山道で避暑登山。山頂からの涼しい風が心地よい
- 秋:紅葉が美しく、登山道や山頂からのパノラマビューが絶景
- 冬:雪化粧した山々と遠くの関東平野が幻想的(防寒必須)
楽しみ方
- 男体山・女体山の山頂を目指すハイキング
- ケーブルカーやロープウェイで山頂まで気軽にアクセス
- 山頂からの関東平野や筑波山神社の絶景を満喫
- 山麓の温泉やカフェでのんびり休憩
アクセス方法
- 電車の場合:つくばエクスプレス「つくば駅」から関東鉄道バスで筑波山神社入口まで約50分
- 車の場合:常磐自動車道「桜土浦IC」から約40分
行動の自由度を上げるなら、移動手段としてレンタカーが便利です。

【埼玉】長瀞渓谷

長瀞渓谷の見どころ
埼玉県秩父地域に位置する長瀞渓谷は、荒川が作り出した自然美あふれる渓谷です。
特に「岩畳」は迫力ある岩の絶景スポットで、インスタ映えも抜群。ライン下りや宝登山へのアクセス拠点としても人気です。
季節ごとのおすすめポイント
- 春:桜と新緑が渓谷を彩り、散策に最適
- 夏:清流で涼を感じられ、ライン下りで川遊びも楽しめる
- 秋:紅葉が見事で、渓谷全体が赤や黄色に染まります
- 冬:静寂の中で雪化粧した岩畳と山々の風景が幻想的
楽しみ方
- 岩畳を歩いて迫力ある渓谷美を体感
- ライン下りで川からの景色を楽しむ
- 宝登山へのハイキングで自然と展望を満喫
- 長瀞駅周辺のカフェでのんびり休憩
アクセス方法
駅を降りてすぐに観光もできるので、電車で行くのも便利です。
- 電車の場合:池袋から西武池袋線で「西武秩父駅」まで → 秩父鉄道「長瀞駅」下車(特急利用で約1時間半)
- 車の場合:関越自動車道「花園IC」から約40分
日帰りで絶景を楽しむポイント
関東で日帰り絶景を満喫するためには、ちょっとしたコツがあります。これを押さえるだけで、短時間でも充実した自然体験ができます。
1. 早めの出発で人混みを避ける
朝早く出発すると、観光客の少ない静かな時間に絶景を楽しめます。特に人気スポットでは、午前中の方が写真も美しく撮れます。
季節により混雑具合を調べてから行くことをおすすめします。
2. 天気と季節を確認する
絶景は天気次第で大きく印象が変わります。晴れの日や、季節の見頃を事前にチェックしてから出かけましょう。
3. 軽装&動きやすい服装で
日帰りでもハイキングや散策がある場所が多いため、歩きやすい靴や動きやすい服装がおすすめです。必要に応じて帽子や防寒具も準備しましょう。
4. 休憩ポイントを把握しておく
カフェや展望台、ベンチなどの休憩スポットを事前にチェックしておくと、疲れたときにも安心です。絶景を見ながらゆったり過ごすのも楽しみのひとつです。
まとめ
忙しい毎日でも、ちょっと足を伸ばすだけで絶景を堪能できます。今回ご紹介したスポットを参考に、週末は自然の美しさに癒される旅に出かけてみませんか?
コメント